大阪大学大学院 健康発達医学
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はじめに

中神 啓徳健康発達医学は2010年4月に大阪大学大学院連合小児発達学研究科の寄附講座、2015年4月から医学系研究科の寄附講座となり2020年3月で10年の節目を迎えます。研究室の中心テーマである治療ワクチンは基礎研究から大きく発展し、現在2つの企業治験が海外で実施されており、10年で想定外の進展をすることが出来ました。次の目標として、治療ワクチンの基盤技術の更なる改良と実用化を産学連携体制で進めています。また、基礎研究の幅も広げており、ワクチンの特性を活かした発展的なプロジェクトとして老化細胞を標的としたワクチンにも取り組んでいます。

COVID-19の世界的な感染拡大の中で、昨年に新型コロナワクチンの開発に着手しました。大阪大学微生物学研究所や産学連携で複数の企業との連携をしながら、基礎研究・製剤開発・非臨床試験・臨床試験を1年間で体験できたことは、大変貴重な経験でした。この経験を活かし、更なるワクチン開発に向けた基礎研究・実用化研究に邁進したいと思います。

国内の共同研究者との共同研究も活発に行っており、大阪大学のみならず、東京大学、京都大学、九州大学、熊本大学、新潟大学、岡山大学、香川大学、佐賀大学、日本大学など多くの研究室と様々な疾患治療に向けて治療ワクチンの開発に取り組んでいます。研究分野も循環器疾患・生活習慣病から、癌、腎臓、眼科へとどんどん広がっています。ご興味のある方はいつでもご一報いただければと思います。

「学は須く静なるべく」の精神で日々研究活動に邁進したいと思います。

中神 啓徳 大阪大学大学院 医学系研究科
健康発達医学寄附講座教授
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