当科では下記の臨床研究を実施しております。本研究の対象者に該当する可能性のある方で診療情報等を研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にお問い合わせ下さい。
研究課題名: | 抗体検査によるCOVID-19未感染健常者の検討 |
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研究責任者: | 大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座 眞田 文博 |
研究分担者: | 同大学 中神 啓徳 健康発達医学寄付講座・寄附講座教授 森下 竜一 臨床遺伝子治療学講座・寄附講座教授 |
研究の対象者:
健常者
除外基準: | 肺炎、熱、咳、味覚障害等COVID-19感染により生じうる症状を有する人およびCOVID-19既感染者 |
研究の目的:
COVID-19感染に対するワクチン療法適応となる、COVID-19未感染健常者を抽出することを目的とする。
研究期間:西暦2020年06月22日から西暦2023年3月31日
研究の方法:
試料(唾液、血液)は、インフォームド・コンセントの後に大阪大学病院にて採取される。解析項目は唾液を用い、COVID-19をターゲットにしたRT-PCR検査および血液を用いた抗体検査を行う。抗体検査には3D Matrix社の2019-nCoV IgG/IgM Test kitを用いる。解析項目は最新の論文発表や研究の進展により適宜追加される。そのため採取された試料は大阪大学で保存する。
個人情報の取り扱い:
利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除致します。検体の安全性確保のために、感染症に関する情報を用いる予定です。また研究成果を学会等で発表する可能性がありますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。
利益相反:本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
担当連絡先:
電話06−6210−8351
大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座 眞田 文博
当科では下記の臨床研究を実施しております。本研究の対象者に該当する可能性のある方で診療情報等を研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にお問い合わせ下さい。
研究課題名: | COVID-19患者における2019-nCoV IgG/IgM Test Kit(3D matrix社)抗体検査の性能検討 |
---|---|
研究責任者: | 大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座 眞田 文博 |
研究分担者: | 同大学 中神 啓徳 健康発達医学寄付講座・寄附講座教授 森下 竜一 臨床遺伝子治療学講座・寄附講座教授 |
研究の対象者:
江戸川病院、阪和第二病院、国立国際医療研究センター病院、国際医療福祉大学病院(三田病院・成田病院)で新型コロナウイルス感染症の診断を受けられ、この研究に参加された方
研究の目的:
新型コロナウイルス感染患者に抗体が出来ているかどうかを2019-nCoV IgG/IgM Test Kit(3D matrix社)を用いて検討します。この検査により、新型コロナワクチン適応者の選択、感染早期における迅速簡易診断法の確立を目指します。
研究期間:西暦2020年09月17日から西暦2023年3月31日
研究の方法:
診察時に採血した血液のうち、診療で使わなかった分(残余血清サンプル)を使い、大阪大学で新型コロナウイルスに対する抗体を測定します。
個人情報の取り扱い:
利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除致します。検体の安全性確保のために、感染症に関する情報を用いる予定です。また研究成果を学会等で発表する可能性がありますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。
利益相反:本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
担当連絡先:
電話06−6210−8351
大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座 眞田 文博
1. 目的
様々な炎症関連疾患で分泌されているぺリオスチンは、炎症の遷延化や病態の悪化につながっていると考えられています。多岐にわたる臨床の炎症関連疾患とぺリオスチンの関係を検討し、慢性炎症病態での機能的役割や診断的役割を検討致します。(介入試験ではありません。)
2. 対象
癌を含む、様々な炎症関連疾患
3. 方法
臨床検体の血液や摘出した組織の一部を用いて蛋白質・遺伝子レベルでの解析を行います。
4. 費用
本試験に関する費用は大阪大学の研究費(本研究は研究責任者 臨床遺伝子治療学、老年・腎臓内科学 寄附講座 准教授 谷山義明及び、共同研究者の研究費)よりまかなわれ、患者さんのご負担は御座いません。
5. 研究結果の開示
ぺリオスチンと炎症関連疾患との関わり自体はすでに報告されていますが、各々のデータに関して御希望があれば検査結果をお伝えすることは可能です。
6. 個人情報の保護
取りまとめられた情報を医学雑誌などに発表する場合、個人が特定できないように配慮致します。
7. 参加の自由
本研究への参加は患者さんの自由意思によるものであり、参加しなくても患者さんが今後不利益を被ることはございません。また、研究への参加はいつでも撤回可能であり、その場合にはデータを廃棄致します。
8. 知的財産
本研究で得られた研究結果はぺリオスチンと炎症関連疾患での役割の解明の為、患者さんが特定されない形で公表され、その知的財産権は本研究の研究者に帰属します。
9. 資金源および関連組織との関わり
本研究は、研究に必要な資金の提供を一部文部科学省から受けるとともに、難治性疾患等の新規治療薬を開発する大阪大学発のベンチャー企業であるペリオセラピア株式会社との共同研究により実施されます。
また、研究責任者及び研究分担者が、同社の株式を保有しており、研究責任者が同社の取締役、研究分担者が同社の代表取締役に就任しています。加えて、研究責任者及び研究分担者がペリオスチンに関連する特許を保有しています。
研究の結果によっては、研究責任者及び研究分担者に将来利益が生じる可能性があります。
研究を行うときにその研究を行う組織あるいは個人(以下「研究者」という。)が特定の企業から研究費・資金などの提供を受けていると、その企業に有利となるように研究者が研究結果を改ざんあるいは解釈したり、また都合の悪い研究結果を無視するのではないかという疑いが生じます。(こうした状態を「利益相反」といいます。)
この研究における利益相反は、大阪大学大学院医学系研究科・医学部臨床研究利益相反審査委員会による審査を受け、承認を得ています。我々はその審査結果に基づき、利益相反を適正に管理して研究を行います。
<この研究に対する問い合わせ先>
郵便番号565-0871 吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科附属最先端医療イノベーションセンター6階 0611B室
臨床遺伝子治療学講座
谷山義明 電話06-6210-8351、Fax 06-6210-8354
メールアドレス taniyama@cgt.med.osaka-u.ac.jp